今回は30代でニキビができ、ニキビ専門外来でももらった薬は全く効かず、
今はそのニキビ跡に悩んでいる、という方のお話です。
3年ほど前に突然の大量ニキビに悩んだ30歳代のユキエです。
最近、夫の転勤のため最近自分の仕事を辞め、引っ越し、現在は主婦です。
中学生や高校生の頃など若い頃は、たまにポツポツとニキビができる程度だった私が、大量のニキビに悩んだのは30歳を過ぎた頃です。
もともと特にスキンケアにこだわっていた訳ではないですが、20歳台の頃はとにかく綺麗な肌が自慢でした。
初対面の人からも「肌キレイだね」と言われることもよくあったほど、肌の悩みを抱えたことは一度もありませんでした。
だから、たまにニキビのすごい子を見かけると可哀想だなぁと思っていました。
食生活が乱れてるんじゃない?とか勝手に思っていました。
一度もニキビに悩んだことがなかったので、ニキビについての知識はほとんどありませんでした。
それが30歳を過ぎた頃、突然大量のニキビが顔に出はじめたのです。
頬、額、こめかみの辺りが特にすごく、次から次へとどんどん出ました。
久しぶりに会う友人達からも、会う度に、どうしたの?っと言われる始末。
また、ニキビに慣れていないこともあったのか、触ってはいけないと思いながらどうしても気になって触っては潰してしまい、どうしようもない状況でした。
突然のニキビだったので原因があるはずだと、とにかく原因探しを始めました。
原因が分からなければ対策のしようがないからです。
まず病院に行き、アレルギーの血液検査をしてもらいました。検査からはニキビに結びつくような結果は出ず、次にニキビ専門外来に行きました。
その病院での診療はひどいもので、問診は30秒ほど、「薬出しておきますから」と言われ終わりました。
ニキビ専門外来でももらった薬は全く効きませんでした。
なので、化粧品を全て天然原料の商品に変えたり、更にあれこれと模索しました。
それでもニキビは全く治りませんでした。
そして、もう一度原因についてよくよく考えてみたのです。
一つ思い当たることがありました。それはストレスです。
当時、付き合っていた男性がうつ病になり、全く連絡のつかない日々を送っていました。
自分では「彼を待つしかない」と腹を括っていたので、それほどストレスを抱えていると思ってはいませんでしたが、やはりストレス以外に原因が思い当たりませんでした。
2年ほど経ち、彼もうつ病から回復し始め、関係が修復していくと、気がつけばニキビはもう出なくなっていました。
残ったのは、ブツブツとしたニキビ痕です。
あれだけ触るな、潰すなと友人達や親からも言われていたのに・・
今は以前のようなニキビは全く出ません。
肌をキレイに保つためには、とにかくストレスを抱えないことを一番徹底しています。
今、一番後悔しているのが、ニキビ痕です。
頬の一番目立つところにたくさんのニキビ痕を作ってしまいました。
私のニキビは2年ほどで治りましたが、このニキビ痕はずっと消えないでしょう。
触るな、潰すなという周りの声をもっとしっかりと心して聞いていれば。
今から考えると、当時は相当強いストレスを抱えた状態だったんだと思います。
心の状態が目に見える形で表に噴き出してきていたんでしょう。
ニキビの原因は様々あると思いましたが、ストレスがその要因の一つであることを思い知らされました。
大人になるにつれ、いろんなストレスを抱えることもありますよね。
それが体調やお肌のバランスを崩し、結果としてニキビができてしまうことも。
出来てしまったニキビ跡を完全になくすことは難しいかもしれませんが、
保湿バランスを整えていくことでお肌をふっくらさせ、目立ちにくくすることは可能です。