「妊娠中はおでこにニキビが大量発生しやすい」という説を聞いたことがありませんか?
おでこというのは、元々、思春期だけでなく大人になっても皮脂分泌が多いため、
他の部分よりもニキビが大量発生しやすい箇所ではあるのですが、
女性の場合はさらに、妊娠中というタイミングでおでこにニキビが大量発生してしまう人が少なくないのです。
なぜ妊娠するとおでこにニキビが大量発生しやすいのか?
その理由は・・・
妊娠による、ホルモンバランスの変化が大きいと言われています。
思春期のニキビも、成長ホルモンの大量分泌によって皮脂が過剰に出やすくなる、という、
まさに「ホルモンが主原因のニキビ」なのですが、妊娠中もこれと似たような状態になっている、というわけですね。
妊娠中のホルモンバランスの変化というのは、
「妊娠している以上、必ず発生するもの」ですから、
ホルモンそのものをどうにかして、
おでこニキビを無くそうというのはちょっと難しいですね。
こういう時は素直に皮膚科に行って、適切な薬を処方してもらうのも手ですが、
ホルモンバランスが主原因のニキビだけに、たとえ医師から薬を処方してもらったとしても、
それはあくまで今あるニキビの対症療法にしかなりません。
「もう二度とおでこニキビが発生しないように完全に治す」というレベルまではあまり期待しないほうがいいです。
そもそも妊娠中に大量発生したおでこのニキビは、
時がたってホルモンバランスが元に戻れば、自然に治まりますので、
妊娠中のおでこのニキビの対処については
「多少マシな状態にする」「これ以上悪化させない」という程度の気楽な気持ちで考えておけばいいでしょう。
妊娠中でもないのにおでこにニキビが大量発生した場合ですが・・
その原因としてはストレスや食生活・睡眠リズムの乱れなどが考えられますね。
もちろん、「下ろした前髪が当たる」など、外部からの度重なる刺激によるものもあります。